AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成28年12月15日木曜

平成28年12月15日木曜

平塚市の某団地からやってきたインドシナ難民出身のラオス人女性47歳、右の季肋部痛を訴える。超音波検査も異状なく、尿検査も白血球数やCRPも異状なし。以前にしもふり状の十二指腸潰瘍を内視鏡検査で見つけたことがあった。食事をしてきていて内視鏡検査もできず、本人が「あの時の痛みと似ている」というのでまずはプロトンポンプ インヒビターを処方した。帰り際に、スマホを取り出してなにやら写真を見せてくれた。そこには七五三のときの和服をきたかわいい女の子と同じく和服を着た貫録十分の女性が写っていた。これね、○○とその孫と教えてくれた。よーく見ると確かに覚えがある顔、僕が大和市立病院の外科に勤務しながら、インドシナ難民大和定住促進センターの嘱託医を務めていたときにタイの難民キャンプから数家族でやってきたうちの一人、○○だった。開業したころ、もうひとりの仲間とわざわざ平塚から通って来てくれたことがあった。もう26年前のこと。元気でいてくれたのだなあとしばし感慨にふけってしまった。昔々のつながりで忘れずにやってきてくれる。うれしい。マレーシア人女性29歳、初めての来院。症状は風邪。イスラム教徒の印であるベールをかぶっていたので、まずは男性である僕が診察していいかどうか、尋ねたらOKという返事。さあ聴診しようとしてもベールと服の間の隙間をあけてくれないと聴診ができない。男性である僕のほうから隙間を見つけるわけにもいかないし・・・これで気管支炎、肺炎を疑う場合は上半身、衣服をあげるか脱いでもらわなければ正確に聴診ができないが・・・これは大変な作業だと改めて思った。
  • 2016/12/15 9:00
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