AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成28年11月19日土曜

平成28年11月19日土曜

初診のスリランカ人女性31歳、嘔吐と下痢で先週末から市内の医療機関で治療を受けていたという。数日前から症状は消失、来週の月曜から職場に戻りたいと思い、会社に相談したところ、就労してよいという診断書をもらってこいと言われたので、その医療機関に行って話したところ、彼女の日本語がわからないと言われて書いてもらえず、それでやってきたとのことだった。どういういきさつがあったのかはしらないが、彼女の日本語は非常に上手で、英語で話してはいたが、日本語になると「上級者」の日本語である。病気のことも嘘はなさそうでお薬手帳でも処方内容を確認したので、診断書を書いてさしあげた。フィリピン人48歳、膀胱炎をがまんしていてすっかり悪くなっていた。抗生物質を処方した。フィリピン人女性53歳、数年前に頭痛とめまいでやってきて高血圧とわかり、降圧剤を処方して改善。ところが改善したらすぐに来なくなってしまった。今回は一か月ぐらい前からめまい、首のあたりの凝り、痛みで来院。血圧を測定したところ、160/100だった。とりあえず降圧剤を1週間分だけ再度処方、一週間後には空腹で必ず来るように、採血しますと話しておいた。今度はやってくるだろう。中国人女性44歳、夏ごろからしばしば下痢をするとのこと、冷たいものを飲んだり食べたりするとすぐに下痢になると訴える。自分で買ってきた下痢止めを飲んでも治らないとも言う。話を聞いていて単なる下痢症なのか、過敏性腸症候群なのか、もしやクローン氏病などということがあるのか、全くわからない。まずは単なる下痢症と考えて、こちらも1週間分だけ止痢剤とビフィズス菌製剤を処方してようすをみることにした。きのうはちょっとしたニアミスあり。午前の終わりに66歳のフィリピン人男性の内視鏡検査を施行。この男性、根はやさしいのだが、顔が怖くみえる。たぶん、暗闇でばったり出会ったら怖いと感じると思う。その彼の首を夫婦であったころにけんかでしめあげたフィリピン人女性がいる。彼女も僕の患者で、体もそんなに大きくはなく、いつもはにこにこしている。その彼女が午後一番にやってきた。ドク、元気?と相変わらずにこにこしていたが、彼女があの鬼瓦の首をしめたのかと思うと吹き出しそうになった。すると「なにかいいことあったの、ドク」と僕の顔を見入る。そういえばMr.鬼瓦がたった一言「怖いよ」と首を撫でていたことがあった。
  • 2016/11/19 9:00
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