AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成28年11月17日木曜

平成28年11月17日木曜

横浜市と東京都町田市の境に近いところにある国立大学の保健室より電話があり、内容は中国人の留学生がおなかを痛がっていて、エコーとか内視鏡とか必要であればできるかとのことだった。電話に看護師ができますと答えてから3時間程度でその男性がやってきた。日本語はほとんど通じない状態で、英語で診察し、ところどころ漢字を書いて説明した。先週の金曜は心窩部、土曜は左季肋部が痛かったそうだ。エコーでみても胆嚢には異常がなく、おなかの痛みはいつも同じと言うのだが、腹鳴がわりと強く聞こえた。便の性状を尋ねると、いつもより軟便だという返事が返ってきた。当初はすこし嘔気もあったとのことから感染性胃腸炎でいいのではないかと思い、内服薬の処方と飲食についての注意を行った。今日は県内の某看護短大の学生が実習でやってくる予定。僕のクリニックのホームページに見学受け入れokと書いてあるのを見て、直接連絡してくる学生あるいは学校の教員が代って連絡をしてくることが多くはないがある。もう67歳と半分という年齢になった。もともと外国人も地域住民として日本人同様に受け入れる地域の医療機関を創るつもりで開業したのだが、外国人患者をどのように受け入れていくべきなのかを考えながらはや27年が経過した。外国人だって同じ人間なのだから「普通」に受け入れたらいいんじゃないのという意見もあるだろうが、言葉だけでなく、文化や習慣、考え方のちがいは大きいし、費用の問題も大きい。こういうことを知っておかないとよかれと思ったことで足元をすくわれることになる。いま、いくつかの大学や専門学校で定期的に講義をさせていただいているが、もっと多くの学生や若い医師、看護師に知ってほしい。だから今日のような見学や実習は歓迎だ。
  • 2016/11/17 9:00
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