AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成28年10月14日金曜

平成28年10月14日金曜

日本の公的保険に加入していない新患がふたり、それぞれに問題があった。アメリカ人女性31歳、県の南部のY市から1時間半もかけてやってきた。英語で対応できる医療機関ならこんなところまで来なくてもいいのにと思って尋ねてみたら、アメリカ大使館のホームページで検索したとのことだった。割と幼いころから腎・尿路系の感染症をしばしばおこすそうで、今回も右の背部痛があり、この痛みがあるとその後に感染症がおこることが多くやってきたとはいうが、検尿してもそのような所見はないし、発熱もなし。下痢と腹痛はあり、腹鳴も聞こえる。感染性腸炎ではないかとも思ったが・・・・スマホで米国でこういうときにいつも内服しているという抗生剤を見せてくれた。商品名だけでなく化学名でも調べたが、日本では発売されているものではなかった。感染性腸炎の可能性についても言及したが、本人が今、旅行中で近日中に米国に帰るらしく、彼女の求めていることが見せてくれた抗生剤またはその代用となる抗生剤が欲しいということだとはっきりわかったので、レボフロキサシンを処方した。下痢については「サプリを飲んだため」・・・と持論を譲ってくれないのが非常に困った。フィリピン人女性28歳、南隣のF市からやってきた新患。前日、フィリピン人スタッフの携帯にこの女性の友人という同じフィリピン人女性から来院するという情報が入っていたそうだ。当初は妊娠しているかどうか診てほしいという内容だった。ところが・・・数日前にトイレに行ったら出血があったとのこと、それが泌尿器系からの出血か婦人科系からの出血かわからないとのことだった。妊娠テストを行うと陽性反応。妊娠はまちがいない。それでもし婦人科系から出血だとすると流産の可能性もある。親族を尋ねて3か月の在留資格でご主人と日本にやってきてまだ3週間で12月に帰国予定と聞いたが・・・切り上げてできるだけ早く帰国するようにと話した。その理由は・・もし本当に流産しかかったとしたら婦人科を受診して入院治療となるだろう。さまざまな検査を行って入院ともなると保険外の自費診療では払いきれなくなる可能性が極めて高い。医療機関が赤字を抱えるだけでなく、たとえ分割払いにしてくれたとしてもそれを払う本人たちの負担も極めて高くなる。それなら早くフィリピンに戻って治療を受けるべきと考えた次第だ。
きのう、午後3時台にタイの国王ラマ9世がお亡くなりになったことが日本時間午後9時すぎにタイ王室庁から発表があった。バンコクの親友たちにお悔やみの言葉をラインで送った。あわただしかったようで、深夜になり、悲しみの返信があった。
  • 2016/10/14 9:00
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