AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成28年9月13日火曜

平成28年9月13日火曜

不思議なもので・・・10日土曜日は僕を受診した外国人が10人に対して小児科はたった2人、きのうの月曜日12日は僕を受診した外国人が3人しかいなかったのに小児科を受診した人は9人もいた。先日も書いたベトナム人のたぶん認知症をわずらっている女性の名前もその中にあった。元来糖尿病で長く受診している人だ。僕のクリニックでは僕が糖尿病疾患に明るくないうえに、小児科担当が勤務医時代に小児の糖尿病を診ていたことがあるのでおとなでも小児科で診ている。この女性、ずっとやってきていない。薬だけ同じベトナム人のご主人が取りにきている。名前があったので、本人がやってきたのかと思ってスタッフに尋ねてみたら、やはりご主人が来たようだ。このご主人、すごくおとなしく優しい人なのだが・・・やはりそろそろ疲れの限界にきているようで、ベトナム語の通訳によると「もう、かわいそうなぐらいがんばって悩んでいる」そうだ。すでに二人とも70歳はとうに超えている。介護保険を使うための主治医意見書を書くまでに至っていないだけではなく、もし書いたとしても日本語があいさつ程度しか話せない彼女にとっては利用できるものも少ない。デイケアに行ったとしても言葉がわからない。70年代の終わりから80年代にかけてインドシナ難民として合法的にわが国政府に受け入れられたベトナム人、カンボジア人、ラオス人は1万人を少し超える。そして彼らの1/3が神奈川県で暮らし、そのほとんどがこの大和を含めた県央地域に住んでいる。だからいずれ彼ら第一世代が高齢化したらこういう問題がおこるだろうから対策をと警鐘を鳴らし続けてきたのに・・・このケース、まずは医療保険で何ができるか考えた方がよさそうだ。
  • 2016/9/13 9:00
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