AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年10月13日木曜

平成23年10月13日木曜

先日、某国の女性を保健所から「エイズはない」ということで頚腺結核を頼まれて診ていたが、9月30日に検査したらエイズ陽性だったという話の続き。結核で入院していた国立系某病院の責任者から手紙が届いた。読むと「現場の責任者の医師の話ではこの患者のだんなさんという日本人が身なりもしっかりしていたのでエイズ検査はしなかった」と書いてあった。この現場の責任者の医師としての力量を疑う。エイズかどうか、HIVに感染しているかどうかの検査を施行するかしないか、それを患者の身なりや配偶者の身なりで判断するなどお笑いだ。もし本気でそう思い込んでいるとしたらエイズ患者やHIV感染者に対する偏見である。エイズやHIV感染は金持ち、貧乏人、関係ない。エイズが出現した初期のころには医師、弁護士の中にもエイズ患者、HIV感染者はいた。今でもいるかもしれない。このように外見から人を判断していたら彼らはまた同じ過ちを繰り返すだろう。懲りない人たちである。一般社会のことならそれでもいいが、命に関係あること、それでいいわけはない。第一、外見で判断するということは自分の主観に頼るということだ。まあ、本気で思っていない、単なるいいわけだろうからこれ以上、つついてもばかばかしいだけだ。それにしても「ごめんなさい」が言えない人たちだ。僕への言い訳はもういいが、患者にどのように詫びるのだろう?
  • 2011/10/13 13:28
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