AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年10月11日火曜

平成23年10月11日火曜

きょうは小学校・中学校の秋休みの最終日、そのためか外国人のお子さんの予防接種も多い。大人はというと火曜日でタイ語の通訳が来院する日なので、朝からラオス人、タイ人、タイ人、タイ人と続いた。最初のラオス人は胃潰瘍のために行ったピロリ菌除菌療法の効果判定のための呼気試験の結果説明。まだ朝一番で通訳が来ていなかったが、僕のあやしげなタイ語とラオス語の説明で理解して帰ってくれた。ディーチャーイ(うれしい)。次のタイ人女性は職場の健診で白血球が多いと言われて来院。正常範囲が8900までと書いてあって9200だった。この程度は異常がないと言ってもいいが、健診機関としては正常と再検を要するという数値との境をどこかでクリアカットに決めなければならないのでやむをえないだろう。ただし本人はあまり日本語がわからず、知り合いのタイ人仲間に「血液のがんということもある」と言われておびえながらやってきた。たぶん白血病のことを言っているのだろう。なかなか賢い友人がいるようだ。その後にやってきたのはインフルエンザの予防接種と婦人科の人。婦人科の人はきょう来ている通訳を付けて近くの婦人科に行ってもらった。本来は患者だけで行ってもらってもよいと考えている。なぜならその医療機関で通訳が必要ならそこでどうするかを考えてもらわないと、いつまでたっても外国人は特定の医療機関に集中してしまい、僕が理想とする「日本人同様に地域の医療機関でまずは診てもらえる」システムづくりが進まないからだ。まあ、そこまで堅苦しく言わないというより、やってきたこの患者が「通訳を連れてこないと診ない」などと言われ、場合によっては診察さえしてもらえないことがあるので僕のクリニックにやってきた通訳に同行してもらったのである。だから再診が必要なら医療機関は自分たちでなんとか工夫してほしい。そうじゃないと通訳がいると思って僕のクリニックにやってきたほかのタイ人患者に場合によっては迷惑をかけることがあるからだ。
  • 2011/10/11 17:24
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