AMDA国際医療情報センター
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プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成28年3月4日金曜

平成28年3月4日金曜

アメリカ人女性54歳、統合失調症がある。そもそも米軍病院を含め、数か所の医療機関を消化管症状で受診していた。あるとき基地の中の診療所の通訳の女性が僕に連絡をしてきて、だれかが真ん中に立って調整役をしないと有効な治療が行えない、その調整役に自分がなるので診てほしいと連絡をしてきた。まずは精神科疾患を安定状態にしなくてはと日本側の精神科病院に入院してもらい、よくなったところで消化管疾患は僕のところで診るということになった。精神科病院を退院したころは非常によくなっていてこれならいけるぞと思っていた矢先、この調整役の女性が退職してしまった。それからというもの、何がどうなっているのかがわからない。2月になって本人が言うには下血があるなど、消化管の状況が悪くなり、頻回にやってくるようになった。そのときに米軍の関連施設で副腎皮質ホルモンの投与を受けていることをはじめて知った。これも何のために投与しているのかがわからない。こうなると受診してもらってもどのようにしてさしあげれば有効な医療なのかが皆目見当がつかない。昨日も夕方やってきて背中を抑えて痛い痛いと泣いていたので鎮痛剤の座薬を処方したが、いらない、いつものブスコパンが欲しいと言い、処方をすると帰って行った。こんなことがいつまで続くのだろう。
  • 2016/3/4 9:00
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