AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成28年2月16日火曜

平成28年2月16日火曜

ペルー人男性52歳、ときどきやってくる顔なじみ。昨日は風邪ひきでやってきた。診察が終わって帰るのかなと思ったら、ポケットに手を突っ込んでごそごそさせて取り出したのが会社での検診結果通知表。彼のようにそこそこ日本語ができても、日本語を読むのは苦手らしい。内容を説明してほしいと言うのでかいつまんで説明した。HbA1Cが正常値なのに血糖値が上昇していておやっと思い、採血時の状況について「アユナだった?」と尋ねてみたら、案の定、朝食にミルクとパンを食べた後だったそうだ。こういう検査のときはお水はいいけど、ほかの飲み物や食事はだめだよ、結果が悪く出るからと話した。たぶん日本語での説明は受けているのだろうが、こういうことになってしまう。もっときめ細かい「指導」が職場でも必要なのだろうと思った。きのうはほかに残念なことばかり。30歳フィリピン人女性、以前から甲状腺機能亢進症で処方をしていた。ときどきいいかげんになるので内服を中止するとまた症状が出るよと「警告」していたのに・・・この3か月ほどこどものことで小児科にはやってくるのに自分のことで僕のほうには来なかった。夕方になり、動悸がする、手が震えるとやってきた。明らかに甲状腺機能亢進症と診断した。どの程度の亢進症なのかわからないので、採血を行ってTSH, FT3,FT4をチェックしたが、結果がわかるのに数日かかってしまう。とりあえず以前の量を処方。結果が出たらたぶん一時的に増量し、またコントロールをしなければならない。面倒くさい・・というか、あれほど説明していてどうしてこうなってしまうのか。困ったことだ。60歳フィリピン人男性、いつも高血圧と高尿酸血症で診察しているのだが、きょうは高尿酸血症の薬だけほしいと受付で言っているとのこと。インフルエンザの患者も多く、早く帰りたいのだろうが、どうして血圧の薬は不要なのだろう?それも一か月分も。たぶん高いときだけ内服しているのだろうと推測する。毎日血圧を計測しているわけではないので、たぶん具合が悪い時だけ血圧を計測しているか、降圧剤を内服しているのだろう。あー、何回話したらわかってもらえるのだろう。フィリピン人女性43歳、2年前に当時の日本人のご主人に暴力を振るわれてやってきて、処置の後に警察に提出する診断書を作成した。この女性が昨日再びやってきて当時の診断書をもう一枚欲しいとのこと。たぶん裁判で使うのだろう。全く同じものを書くには前回の診断書をみなければならない。必死に探して原本を見つけた。医療機関には5年だったか、カルテなど保存の義務があるのだが・・・こういうものを探すのは個人のクリニックでは極めて大変で・・探し続けること10分もしないうちに見つかった。原本をコピーして渡した。
  • 2016/2/16 9:04
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