AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成27年12月25日金曜

平成27年12月25日金曜

いつも7時20分にはクリニックに来ている。診療開始前に経営上の書類、役所からの郵便物など見て、おかないと次に見ることができるのは夕方になってしまうことがあるからだ。いつものようにそれを行っていると7時半ごろ、電話が鳴った。受話器を取ると聞こえてきたのはネイティブと思われる英語の男性の声。何時から診察しているか、予約したいがどうしたらいいかという質問だった。8時50分にはドアをあけている、予約は必要ないと答えた。9時半ごろになってアフリカ系と思われる米国人の母親と娘さんと思われる人物が現れた。電話をかけてきたのはこの娘さんの兄だそうだ。米国から息子を訪ねてきた母親が数日前からひどい吐き気と下痢、腹痛に襲われて、それでやってきたと娘さんが話してくれた。どうやら急性感染性腸炎のようだが、母親は脱水でイスに座っているのも苦痛なようで、脱水の治療として点滴500ccを2本行うことにした。2本終わるころには母親の状態はずっとよくなった。娘さんの顔にも少し余裕が。来院時、米国にいる主治医にスマホで僕の診断と治療方針を伝え、意見を聞いていた。主治医が二人いるようなややこしいことにならなければいいがと病状、治療方針、食事などについていつもよりさらに念入りに話したことがよかったのか、途中から米国の主治医との連絡を絶ったようだった。昼過ぎにすべてを終えた。彼らの民間保険会社へ治療の内容と費用を書き込んだ書類を渡した。どうして僕のクリニックを知ったのか?と尋ねたら東京の米国大使館からの情報と教えてくれた。息子を訪ねての日本旅行がとんだ結果となり、ご本人には気の毒なことだと思った。
  • 2015/12/25 9:00
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