AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成27年12月11日金曜

平成27年12月11日金曜

久しぶりに経験した笑っちゃう・・いや笑えない話。昨日の朝、フィリピン人スタッフから、「フィリピン人男性がきょう検診を受けたいと電話してきた。いいですか?」と尋ねられた。検査項目を書いた書類も持っているそうだ。そこで看護師がごはんを食べずに来るようにと指示をした。午後になってこれから行くと電話があった。項目には脂質代謝や糖尿病の血液検査があったので、念のために「ごはんは食べていないか?」と尋ねたら、「ごはんは食べていないが、パンは食べた」との返事。これでは正確なデーターが出ないので明日以降に変更してもらった。たしかに「ごはん」だけでは「白い米」と思っても不思議はない。「食事をしてはいけません」と言わなければこちらの言わんとするところは正確には伝わらない。これは外国人だけではない。もう30年近く前に、栃木県の某病院に大学から派遣されていたときのこと、高齢の女性に「次はごはんを食べないで来てね」とお願いした。次の診察時、「ごはんは食べなかった?」と尋ねたら、「先生がごはんを食べるなと言うから、そばを食べてきた」と言われた。もちろん怒ったりはしなかった。正確に言わなかった僕が悪かったのだから。物は正確に言いましょう。パキスタン人男性、なんだかふらふらすると来院。血圧が180/110。しばらく「寒いところを自転車で来たから高いにちがいない」と言い張っていたが、両親も兄弟も皆、パキスタンで降圧剤を内服していること、ほかの医療機関で数日前に計測したときも高かったことなど話してくれて、ようやく納得して内服を開始することができた。薬が不要ならそれにこしたことはないと僕も思うが。
  • 2015/12/11 9:00
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