AMDA国際医療情報センター
ブログ カレンダー
« « 2019 11月 » »
27 28 29 30 31 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

続きを読む
supporter
login

平成23年9月27日火曜

平成23年9月27日火曜

看護師が飛んできた。せんせーい、パキスタンの人ね、きのう痛風の薬、薬局で買おうとしたらないって言われたんだって。このパキスタン人男性、何回も痛風発作をおこしている。きのうは夕方になって発作をおこし、痛みに耐えかねて前回、僕が処方したコルヒチンと薬の袋を持って、近くの薬局に直接買いに行ったというわけだ。その薬局は調剤薬局ではなかった。またもし調剤薬局であっても医師の書いた処方箋がなければコルヒチンを入手することはできない。というわけで最初のフレーズに戻るわけだが。じゃどうして痛風になっちゃったのというとこれがお酒なのである。お酒が好きで何度注意してもやめる気配がない。○○さん、イスラム教だよね、イスラム教徒ってお酒飲んでいいんだっけ?と問いかけると「せんせい、ごめんなさい、ごめんなさい」とは言うがお酒をやめますとは言わない。そして発作が治まると来なくなる。尿酸値も上昇しているのに薬を飲んでくれようとはしない。きょう、僕はとうとう堪忍袋の緒が切れた。「パキスタンの実家に電話してお酒、飲んでいるってお父さんに話そうか?」。もちろん僕は彼の実家の電話番号など知らない。それでも「それだけはやめてください」を連発する。お酒を飲んだり、豚肉を食べたりするとイスラム教徒ではなくなってしまうというのは聞いたことがある。一族の長に知られてしまうと大変なことになってしまうのである。それにしてもお酒飲みというのはどこの世界にも、どの宗教の人にもいるものらしい。ま、それが一番人間らしいのだが。人間の本性を何かで抑えつけようとしてもそれは無理っていうことだ。
  • 2011/9/27 14:37
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (2001)

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://amda-imic.com/modules/blog/tb.php/112