AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年6月10日金曜

平成23年6月10日金曜

昨日、夕方、保健福祉事務所の担当者が例の医療費未納のタイ人女性の件も含めて赴任のあいさつにやってきた。医療費が払えず、生活保護の手続きを取りつつあると小耳にはさんでいたので、尋ねてみると、それができないとのこと。理由は日本人の夫が一般の年金に加えて企業年金をもらっていてそこそこの収入で生活保護受給の資格がないということらしい。そんなに収入があっても払わない医療費、これってなんと言ったらいいのだろう。悲しいというより腹がたつ。人の好意をこのように切り返されるとけっきょくは自分たちが困るだけなのに。診療開始前に昨日のセンター東京の外国人医療相談の内容をチェック、母国と同じく精神科に通いたいというアメリカ人、精神科は通訳が間にはいるとむずかしい。乳がんで術後4年のペルー人の患者が皮膚が赤くなったので手術した医療機関に行ったら担当医はどこかの皮膚科に行けと言ったので皮膚科を紹介してほしいとのこと。これってもし本当なら「人にやさしくない」医療じゃないかな。どんな手術をしたのか、乳がんと関係ないと診断した理由などを情報提供書として持たせてあげなければ患者も次に診る医師も戸惑うばかりだろうに。忙しくてもそれぐらいはしてあげてほしい。午後になってフィリピン人男性が薬だけ出してほしいとやってきた。高血圧と中性脂肪がばか高いのに高血圧の薬だけでいいと。中性脂肪の薬はたくさん余っていると明言。先月の血液検査では中性脂肪333、にこにこしながら待合室に出て行って軽く「お説教」をした。きょうは夜の7時すぎから近隣との広域救急体制の件で医師会長として市の担当者に事情説明し、医師会の考えを伝えて協議しなければならない。医師会の役員は無給。一日何時間働いているのだろう、開業医になってもあれだこれだと忙しい。昔、外科医でばりばり手術をしていたころは開業医なんて土日はゴルフでお金の勘定ばかりしているのかと思っていた。ほんとにお気楽、浅はかなおばかであった。恥ずかしい。
  • 2011/6/10 16:46
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