AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年9月24日土曜

平成23年9月24日土曜

きょうは笑える話。フィリピン人の中年女性がやってきた。職場の検診で血色素が8.8g/ dlで医療機関で精査するようにと言われたのに数か月放置していたらしい。すると職場で「医療機関に行って診察を受けてこないと働かせない」と言われたとのこと。職場健診の結果と職場からの指示書を持っていた。血液検査をしてみると血色素は8.7g/dlしかなく、速足で歩いても動悸がするという。この数年同じようなデーターだったらしく、昨年は産婦人科を受診したが異常ないと言われたと教えてくれた。子宮筋腫でもひどい貧血になるからだ。これほどひどい貧血であるにもかかわらず、通常業務はできるということは貧血がゆっくりと進んだことを示している。ということはどこかにがんがあるという可能性は否定的である。とりあえず鉄剤を処方し、日本茶の渋みの素であるタンニン酸が鉄剤の吸収を阻害するので鉄剤内服の前後に日本茶を飲まないようにと指示した。まあ、ここまでなら笑えるところはないのだが・・・彼女が「わたし、バボイ・・・」と小さい声で言う。バボイはタガログ語で豚のことである。たしかにそういう体型と言えないこともない。それでも「自分でバボイと言っちゃいけないよ」と話したとこで僕の言葉を遮って彼女が言った。「ちがうよ、せんせい、わたし、○○ヨーカドウの豚肉のコーナーで働いているの」。そう、彼女は「私は豚みたい」と言ったのではなくて、「私は豚肉売り場で働いている」と言いたかったわけだ。大笑い。
  • 2011/9/26 9:02
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