AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年9月21日水曜

平成23年9月21日水曜

毎朝、7時にはクリニックに行き、特定健診やがん検診の結果を記入する。そうしておかないと昼休みも医師会の仕事などに追われる身、夕方の診察終了まで手がつけられない。やはり中南米系の人たちはメタボが多い。食事の内容を聞くとそれもうなづけるが、遺伝的体質もあるのだろう。きのう結果を記入したなかにブラジル人の女性がいた。40歳になったばかりで、ことしから特定健診デビューである。彼女、非常に太っていてBMIも30近い。こういうケースでは中性脂肪やLDLコレステロールが高いことが多いので、結果が出たらどういう指導をしようかと考えていた。きのうの朝、彼女の用紙が出てきたので血液データーを記入し始めたら・・・・肝機能、HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪、腎機能、血糖値などすべて正常範囲内、それも上限ぎりぎりの「正常」ではなく、まるで正常なのである。尿検査も異常なく、心電図も異常なく、血圧も全くの正常。要するにデーター的には異常がないのである。総合結果に「異常なし」と書いてからあわてて二本線で消して「肥満」と書き直した。さてこの彼女、今週末にはやってくるはず、肥満ですと告げてもすべてのデーターは異常なく、「だからどうしたの?」と言われそうだ。肥満は見慣れているので、病気のはじめとは思ってくれない可能性が高い。また説明に悪戦苦闘することだろう。
  • 2011/9/21 8:58
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