AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年9月17日土曜

平成23年9月17日土曜

上腕に埋め込まれた避妊用の合成樹脂のチューブを取ってほしいと長野県から予約を入れてくださっていたペルー人の患者、本当に予約通りにやってきた。カルテを見たら住所は長野県松本市。何度か近隣の病院に問い合わせても摘出を拒否されたということだが、片道4時間半かけて車でやってきてくれた。皮下を診ると2本挿入されている。局所麻酔を行ってごく小さく切開した。できるだけ目立たぬようにという配慮とこんなに簡単なのですよとアピールしたかったので。そうだなあ、たぶん5分かからずに2本とも摘出、カメラのビデオ機能で撮影させていただいた。終わったらそのまま松本までとんぼ返りとのこと。抜糸は松本で行ってもらう。こんな程度の手術で往復9時間と交通費では申し訳なく思うばかり。たしかに日本人の医師の目には珍しいものだが、局所麻酔でものの数分で摘出、縫合もたったの2針。南米の人がこれだけ日本に多いのだから摘出を願う人も少なくないはず。僕も今回で7人目か8人目くらいだろう。患者の利便性のためになんとか日本人の医師にこれについて理解してほしい。学会で発表しますなんてものじゃないし、どうしたらよいのか考えてしまう。こういうときこそマスコミの手を借りたい。
  • 2011/9/17 10:00
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