AMDA国際医療情報センター
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小林米幸: AMDA国際医療情報センター理事長

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平成23年9月14日水曜

平成23年9月14日水曜

きのうの夕方、B型肝炎キャリアのペルー人のお母さんと3人のこどもがやってきた。おさらいをしておくと母親はs抗原が+、e抗原は-、3人のこどもたちは抗原に関してはいずれもs抗原-、e抗原-でs抗体に関しては長男だけ+、二男三男は-だった。母親が言うには日本に来て最初は新潟県にいて日本人と結婚して三人のこどもが生まれた。それから結婚してはいないというから、彼女が連れてきた「だんなさん」というペルー人はやはり「なんちゃってだんなさん」だったわけだ。彼女が持ってきたのは3人のこどもの母子手帳、実は出産のときに調べたら日本人のだんなさんもB型肝炎のキャリアだった、それで3人のこどもにB型肝炎の予防接種をしたはずだ、あの頃、あまり日本語が上手じゃなくてわからなかったけどたしか予防接種したと思う、母子手帳に書いてありませんかと言う。なるほど、そういうわけで母子手帳を持ってきたわけだ、なかなか賢いと思いつつ、3人のこどもの母子手帳をめくっていくと・・・・確かにB型肝炎予防ワクチンであるビームゲンの接種記録があった。そう言うと、なのにどうして長男しか抗体ができていないのかとの質問。ちゃんと接種しても100%抗体ができるとは限らないよと話したが、よくよく見ると接種の時期が初回、初回から一か月半後、初回から4か月後となっている。うーん、ビームゲンはたしか初回、初回から一か月後、初回から1年後の3回ではなかったかしらと思ったが・・どんなに強くしつこく一か月後に2回目の接種をねと話しても患者が指導の時期に来ないというのはよくあることだ。では今後、どうしたらいいの?という問いにはなかなか適切な答えが見つからない。一回が7500円の予防接種、3回で22500円、これで絶対に病気になりませんかと言われて、なりませんとは言い切れない。
  • 2011/9/14 19:50
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