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トップ  >  NO.90 代理で相談してくるのはどんな人?

2006年度の1088件を最高に、2012年度の526件まで、センター関西の相談件数は減少傾向が続いてきた。2013年度は551件と久しぶりに前年度を25件上回り、相談を受ける側のモチベーションをあげてくれた。そんな中、代理で相談してくる方について統計を取ってみた。10年前の2003年度の相談件数は807件で、そのうち本人からは326件、代理人からは492件。ここであらかじめ断っておくが、途中で代理人から本人へ、あるいはその逆に交代することもあるので、足しても、総件数にはならないことをご了承いただきたい。本人がかけてくる割合は61パーセント。10年経った、昨年2013年度は本人からが274件、代理人からは277件で、本人の割合は50パーセント。約10パーセントの減少である。

次に2003年度の代理人の種類をみてみると、家族からが32パーセント、友人知人と医療機関からがそれぞれ12パーセントと続いていたが、2013年度になると医療機関からが28パーセントを占め、家族からは18パーセント、次は公的機関からが10パーセントと大きな変化が見られた。

このことが日本政府、地方自治体、医療機関、学校・職場・近所の日本人の、外国人の医療、引いては外国人の日本での状況への関心が高まってきているとの認識はあながち間違ったものではないだろう。

電話をかけてくるのが、本人と、代理人とほぼ半々となっている現在の状況が、反転地点になるのか、制度や経済的な状況の変化によって、元来た道を戻ることになるのか、センター東京への相談を含めてさらなる観察を続けていきたいと思う。(センター関西 I

 

 

 

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