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トップ  >  NO.73 妊婦健康診査(超音波検査)
 AMDA国際医療情報センターでは、電話による相談のみに対応しており、対面やEメールでの相談には応じていません。それでも、国内外から相談メールが届くことは珍しくありません。その度、直接電話していただくようお願いしています。よくある質問や予想される相談については、日頃から情報収集しておくことは当然ですが、時には特殊なケースについても、下調べをしておく必要があります。

 先日は、仕事で来日し数週間日本各地を転々とされる予定の方から、妊娠初期の超音波検査についての情報を求めるメールが舞い込みました。来日時に電話をしていただくよう返信しましたが、ある程度の情報を準備しておかなくてはなりません。

 通常ならば、長期海外出張することは、仕事上では大きなチャンスなのかもしれませんが、妊娠初期ということを考えると、母子保健に関していえば、リスクの大きなチャレンジ(難題)ではないでしょうか。正常な妊娠の経過を確認し、また何らかのトラブルを予防・早期発見することはとても重要です。出張の合間に検査を受けたいという希望はよく理解できます。

 ご本人が滞在する予定の各地の医療機関に問い合わせてみたところ、妊娠初期超音波検査は、一般妊婦健診に含まれているところや、オプションのところがありますが、概ね検査は可能であるとのことでした。問題は、外国語対応ができるかどうかですが、複数の病院やクリニックから検査も言葉の問題も大丈夫である旨の返答をいただくことができました。

 思いのほか下調べが順調に運んだのは、ある程度統一された妊婦健診のスタイルが、国内で確立されていたからだと思われます。日本では厚生労働省が、標準的な妊婦健診のスケジュールと内容を、妊娠初期、中期、後期に分けて例示しています。それぞれ基本的な項目(健康状態の把握、検査計測、保健指導)に加え、必要に応じて行う医学的検(血液検査、超音波検査など)があります。各医療機関は、この標準的な健診を基に、独自の方針に従ってバリエーションを用意しているようです。

 このように、あるひとつのケースから色々調べていくうちに、今後の参考になる情報を得ることも多く、日々勉強であることを実感しています。

(センター関西 Y)

(参考ウェブサイト:厚生労働省「妊婦健診Q&A」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/boshi-hoken13/dl/02.pdf
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