関西で唯一、神戸にあったインターナショナルクリニックが閉院してしまいました。英語を母語とする方たちの中には、『流暢な英語』で対応してくれる医師を希望される方や、『自分たちに馴染みのある医療』が受けたいと希望される方が少なくないため、英国出身のドクターは貴重な存在でした。


それだけでなく、こちらでは日本の一般医療機関では接種を受けることができない髄膜炎、Hib(インフルエンザb型菌)、肺炎球菌等の予防接種が受けられましたし、マラリアや腸チフスの予防薬を処方していただく事ができました。また、外資系企業の職員などが受けるノルウェジアンメディカルという世界共通の検査方式で検査を受けることも出来ました。


  日本の公的保険が使えない医療機関であったため、紹介する時にはそのことを説明するようにしていましたが、他方プライベート保険に加入されている方には朗報ととらえられました。 


ドクターには一度もお目にかかる機会はありませんでしたが、何度も電話で問い合わせをさせていただいた時に対応してくださった女性職員の声は耳に残っています。ドクターがご高齢のための閉院ということですが、センター関西がオープンする以前、センターが東京にしかなかった頃からお世話になっていた医療機関だっただけに、残念でなりませんし、どなたか後を次いでくださる方がいらっしゃらなかったのかと思うと歯がゆい気持ちで一杯です。


一方、日本とインドネシアが昨年署名した経済連携協定に基づき、インドネシアから看護師、介護福祉士の候補生が8月初旬やってきました。研修後来年の1月から(看護師は2月から)日本の病院、施設で働き始めるとの事です。この方達が日本での外国人医療問題とどのように関わってくるのか、期待と恐れの混じった気持ちでニュースを見ています。